2013年6月27日木曜日

キャンプ

こんにちは、こんばんは、おはようございます、もう附中はすっかりキャンプモードです。
しかし、附中キャンプの事をあまり知らない方もいらっしゃると思うので、軽く解説したいと思います。
まず第一に、附中キャンプは全校生徒で行く野外活動です。
7月の始め、3日間山梨県本栖湖へ行きます。
一般的なオートキャンプとは違い、サバイバルキャンプとなっています。
まず第一に、水道がありません。
なので、水を3分間沸騰させないと飲み水を得ることができません。
しかし、さすがに2日目トレッキングの際には水が配布されます。
その1リットルの水が唯一のペットボトル飲料です。
 二つ目に、かまどがありません。
ではどうするかというと、掘るんです。
テントサイトの地面に穴を掘って料理します。
燃料は薪と着火用の牛乳パックが少しです。
さらに、一日目の夕食以降は肉類、乳製品が食べれません。
なので、入念な献立作りが求められます。
三つ目は、テントが古いです。
古いのでは、昭和50年台の物もありますが、テント係長に言わせれば
「あれはただの布じゃない、附中生の誇りと伝統が詰まった物だ」
そうです。
そして、二日目昼行事が地味に大変です。
本栖湖一周左回り、東海自然歩道、竜ヶ岳(1500m級)、天ヶ岳(1700m級)などがあります。
しかし、どこのコースも達成感あふれるゴールが待っています。
そんなこんなしているうちに、キャンプファイヤーがやってきます。
約二時間、本栖湖畔で集団、組、班の仲間と幻想的な火を楽しみます。
しかし、自然は時に怖い存在です。
昨年は、二日目夜に激しい雨が降り多くのテントが浸水・倒壊しました。
そうすれば、避難生活の始まりです。

…そんなこんなで三日間は終わります。
その三日間が、個人、集団にとって良いものになるよう心から願っております。
      
サトウ

2 件のコメント:

  1. 水に関して少し違う点があるので、自分は水利ではありませんが施設係として説明させていただきます。

    ここでは「10分沸騰」とありますが、正しくは「沸騰後3分間加熱を続ける」です。

    今年度は水道が昨年度より整備され、塩素消毒の必要性がなくなったため、沸騰後3分でよいということになったようです。
                                        ハシモト

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    1. そうでしたか、附中キャンプも毎年変わっていくんですね…
      ご指摘ありがとうございます。

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